無月経や生理不順の味方

トリキュラーという低用量ピルがあります。トリキュラーEDはピルの容量を最低限に抑えてあり、とてもポピュラーな薬です。低用量ピルとは女性ホルモンの働きを薬でコントロールし妊娠しにくくします。まずは低用量ピルに含まれる女性ホルモンの働きにより排卵を抑えます。

トリキュラーは、毎日1錠で3週間飲むことで生理をコントロールでき、その間は生理がおこりません。最後の1週間は偽薬(小麦粉や片栗粉の塊のようなもの)を飲むタイプと最後の1週間は何も飲まないタイプがあります。偽薬がなぜあるかというと、続けて飲むことで次の1ヶ月のスタートに飲み忘れを防ぐためです。

トリキュラーは副作用を軽減するためピルの容量が低く抑えられているので、飲み忘れることが一番良くありません。うっかりして飲み忘れる危険がある方は、最後の1週間偽薬を飲む方を選ぶことをおすすめします。また、飲み忘れに気付いた時点ですぐに飲み次の日は通常通り飲むことと、もし飲み忘れて24時間すぎてしまったらその月は服用をすべてやめ次の月に改めて始めるということも気をつけておかなければなりません。

次に子宮内膜が厚くなるのを防ぎ受精卵が着床しにくくします。そして子宮頚管の粘液を変化させることで精子が入ってくるのを防ぎます。そのような作用をおこすことで避妊にはとても効果がある低用量ピルですが、無月経等の生理不順の治療にも効果があり使われるようになりました。無月経の原因はいろいろあります。18歳以上で生理が来ない場合・3ヶ月以上生理が来ていない場合は無月経と診断されます。

無月経と聞くと、毎月の月経が苦痛な人などには良いことのように聞えてしまいますが、他の病気の可能性などもあり生理が来ないことでの副作用もあるときがあるのできちんと医師に診断してもらい治療しなければなりません。無月経の治療には女性ホルモンの薬が使われます。以前は無月経の治療には、高容量ピルや中容量ピルが使われていました。高・中容量ピルは副作用が強いので治療中の方はとてもつらかったはずです。